
秋の一杯、静かに
Patent Watershedについて

Patent Watershedが京都・上鳥羽の路地に店を開いたのは2015年の春のことです。目指したのは、素材の味がそのまま舌に残るジェラート。小さなスペースを借り、機材を一台ずつ揃えながら開店準備を進めました。最初の夏は桃と抹茶の二種類だけで始め、それでも毎日完売する日が続きました。
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季節の味を丁寧に
転機になったのは2018年の秋です。近隣の農家から規格外の丹波栗が大量に届いたことをきっかけに、栗のジェラートの試作を始めました。最初のバッチは砂糖の配合を誤り、甘みが強すぎて失敗しました。二度目に砂糖を三割減らし、栗の渋皮を少量混ぜることで、深みのある味に仕上がりました。そのフレーバーが口コミで広がり、秋になると遠方から訪れるお客様が増えるようになりました。
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